「撮らせてくれないか？」「10セント」「良いだろう、２枚撮る、動くな」	ホームレスは全く引け目がない。どうどうとカメラを見据える。	「牛を売りにいくんだ」「カウボーイか、幾らになる？」「50ドルだ」
「ちょっとカメラを持ってくるからそのままで」「UFO博物館へようこそ」	「お金はないよ！」「いらない！俺もないんだ！」	「どこまで行くんだ？」「アルバカーキまで」そんなに酔ってて歩けるのか？
それはサンタローザの丘の上で風がめっぽう強かった。	サンタローザは日が暮れかかっていた。風を写したかった。	サンタフェを過ぎて道端にモニュメントを見た。
モーテルの隣に風車がカラカラと音を立て回っていた。	「ここは初めてか？」「そうだ」「有名なんだ、皆何回も来るんだ。」	朝バイテンを抱え歩いていると恐竜に出会った。
兄弟仲良く、親子も仲良くはとても良い事だ。	中は驚く程狭い。でも日本人にはちょうど良いかもしれない。